私たちは日々、色んなことを考えながら暮らしています。
その考えは、大抵は自動思考ですが、意識的することで、あるカテゴリーにフォーカスを向けることが可能なのは、ご存じのとおりです。
で、あれば、我々マーケッターは、市場のことにフォーカスを向けたいものですよね。
そして、毎日市場のことについてフォーカスしていれば、野球での素振りのように、次元を超えたレベルになれるかもしれません。
今日は、そんなトレーニングの一つをお話しします。
私たちは毎日のように買い物をしますよね。
その買い物をインプットの場として活用しましょう。
ステップ1 その買い物で、なぜ、その店を選択したのか?
なぜその店を選んだのか、フォーカスを向けてみてください。
すると、理由がいくつか、箇条書きで思い浮かびます。
例えば、うちの近所にあるカインズホーム。
ここは、
- 品ぞろえが豊富
- 駐車場が広い
- 近い
- 何より安い
という理由で選んでいます。
ステップ2 一言で言うと?
そして今度は、理由を一言で表してみましょう。
例えばさっきのカインズホームは、
必ずあって、近くて安い
になりました。
探しているものが必ずあり、近いし、安い。
それを一文で表現してみました。
ステップ3 あらゆるところでトレーニング
これを、あらゆる買い物でやってみてください。
例えば、先日行った蕎麦屋では、「手ごろな特別感」という一文が思い浮かびました。
勝手にキャッチをつけるので、勝手にキャッチトレーニングです。
キャッチコピーやコンセプトを作るトレーニングになるはずですよ。